キープサーモウォールとパーティクルボードの追加

昨年の春にガレージを建てましたが,夏の暑さには参ってしまいました。それで天井と壁に遮熱用のフィルムと断熱材を入れて,もう少し快適に作業ができるようにしました。

まずは天井用の遮熱材です。キープサーモウォールという特殊なフィルムを導入することにしました。メーカーのサイトによると,「キープサーモウォールとは建物が暑くなる最大の原因「輻射熱」を97%カットする『特殊遮熱フィルム』仕様の高性能遮熱材」となっています。どういうことかというと,断熱材は熱そのものを防ぐのではないので,キープサーモウォールを使って屋根からの輻射熱を反射して室内が暑くならないようにする方がいいですよ,ということだそうです。その効果は確かにありました。下の写真をご覧ください。

左はキープサーモウォールの施工前,右は施工後。温度の違いは一目瞭然です。

いかがですか?左側の写真はキープサーモウォール施工前のもので,温度センサーの画面が真っ赤になっていますね。かなりの高温です。でもキープサーモウォールを施工した後は右の写真にあるようにかなり温度が下がっていることがわかります。画面が青くなっています。実際に30℃ほどの違いが生じました。天井への遮熱材の導入は成功です。

次に行ったのは,壁前面に断熱材を入れることでした。天井からの熱は確かにかなり防ぐことができましたが,壁からの放射熱は防ぐことができなかったからです。それでこの4月に壁全体に断熱材を入れる工事を行いました。

スタイロフォームを敷き詰めて,その上にパーティクルボードを面に貼りました。

スタイロフォームを壁全面に敷き詰めた上にパーティクルボードを貼り込みました。パーティクルボードは遮熱・防音の効果も期待できるということですし,見た目も合板よりも私は気に入っています。とても落ち着いた雰囲気になったと思いませんか。

遮熱と断熱の工事を行いましたので,今年の夏は暑さの中でもより快適に作業ができるようになると思います。そしてそのような環境を整えることでお客様への質の高いサービスを提供できるようにしたいと願っています。