フロントのブラックアウト部分への施工

高速道路を頻繁に走行する大型バスにとって,一つの悩みのタネは飛び石によるキズです。高速道路を通行する距離が長ければ長いほど,飛び石が当たってフロントバンパーやフロントガラスなどにキズが付き,その修復に結構費用が掛かるそうです。最近のバスはたいていの場合フロントガラスの下にブラックアウト部分があり,そこも飛び石によるキズが入りやすいところです。あるバス会社さんによると,キズが付くと塗装が剥げて白くなってしまうという現象がずっと生じてきたそうです。1,2年に一度,塗装して修復していたようですが,塗装しても1,2回運行があるとすぐに飛び石によってダメージを受けてしまうというのが現状でした。

弊社ではそのブラックアウト部分に黒いカラープロテクションフィルム(PPF)を貼ることをご提案しました。プロテクションフィルムによってきれいなブラックアウトを保つことができ、大変気に入ってくださいました。飛び石はあるのですが,フィルムで保護されるため大きなダメージは受けないですむようです。しかもカラープロテクションフィルム(PPF)は60℃以上になるとで自己修復する機能があるので,温めることによってきれいな状態を保つことができます。今後新車で入れるお車は全てカラープロテクションフィルム(PPF)施工したいともおっしゃってくださっています。

ブラックアウト部分だけでなくフロントの白い部分にも透明のPPFを貼ると,さらに効果的かもしれませんね。でも黒い部分のキズが目立たなくなって喜んでいただけたことは,私たちにとっても嬉しいことでした。