とっても奥が深い世界でした。

社員を対象に「知的財産権」に関する講習会を開催しました。

きっかけは弊社がデザインしてお客様にも気に入っていただいていたあるデザインが,他の業者によって模倣されているのではないかという疑惑が生じたことでした。弁理士の先生に相談して関係者で話し合いましたが,デザインと著作権,ひいては知的財産権について,会社全体でもう少し理解を深める必要があると考え,半日の講習会をお願いすることになりました。

自分たちが作ったデザインをどのように保護するか,逆に私たちが他者のデザインを侵害しないためにどんなことを心がけたらよいのか,主に著作権と意匠権について学びました。

社員たちの感想は以下のようなものです。

  • デザインを扱う会社として、これまでも商標、また著作権に留意してきましたが、正直ここまで細かく権利が分けられていることは初めて知りました。
  • 商標権,著作権に関して、「知らなかった!」では済まされない事例に発展する事を学ぶことができました。
  • 著作権や商標権の侵害を受ける場合もあれば、侵害してしまう可能性もあると考えると、どこに著作物の権利があるのか、よく注意しなければならないと感じました。より一層知的財産への感度を敏感にしたいと思います。

半日の講習ではとても知的財産権に関するすべてを学ぶことはできませんでしたが,引き続き権利を侵害しないように,侵害されないように注意を払いながら仕事を進めていく必要性を実感できました。営業マンもデザイナーもそれぞれの立場で何ができるか,今後の仕事にたいへん役立つ講習でした。